MARTY CHECK SHIRTS PART2 Blue-ray映像によってさらに明晰に分析されたMARTY DOWN VEST、MARTY DENIM JACKETに続き、”完全体”になるための最終兵器がついに完成。
一見、そのナンてことない見てくれから、存在感バツグンなダウンベスト&デニムJKTに
すっかり負けてしまい、大したことないアイテムに思われがちなんですが、
このシャツにも”恐るべき秘密”が多々隠されていたんです。
(PART2冒頭までわたって登場するこのシャツ、
実は登場シーンの長さでいうと”三種の神器”の中で一番多い)
まず、映像として一番問題な部分がココ。
一見、単なるチェックのシャツだと思われていたこのシャツがタダモノではないことが分るシーン。
肩から、前身頃を横切るように謎のダブルステッチが確認できる。
このステッチは、DVDの時点でもわずかながら確認はできていたので、
数年前にリリースした1stモデルでは、このデティールを取り入れ、
ただ単に、前身頃・上から下へ切り返しを設けただけでした。
(DVDではステッチが”ダブル”だということも分らなかったので、単純な
切り返しを入れただけ)
しかし、Blue-ray解析により、この謎のステッチの”正体”が明らかとなる。
分るでしょうか。
マーティーが若干カラダを歪めたことで現れた”ムネポケット”!
チェックonチェックでムダに柄合わせもされてるもんだから、
DVD映像では完全に身頃と同化していて”ない”と思われていたムネポケットが、実は、あったんです。
上から下へ流れるダブルステッチの正体は、このため。
ムネポケットを巻き込みながら”押さえる”ために存在していたのでした。
柄が柄なだけに、デジカメ画像では見づらいので絵型で説明すると、
つまりこういうこと。
前身頃を上下に横切る2本のダブルステッチの切り返し。
これが、両胸にあるボックスタイプのムネポケを両側巻き込みながら、押さえていたんです。
しかしナンともムダで謎なデティール、、
(よく調べてみると、古い50~60'sくらいの、いわゆる”サファリシャツ”には
似ているデティールのものがあったようですが、
これは特に特殊で、特に元ネタがないオリジナルな構造だと思われる)
バックの切り返しも、これまた絶妙。
シャツの中央ド真ん中あたりでズバっと入ってる、
非常に違和感ありまくりな切り返し(こちらもダブルステッチを採用)。
しかも、ムダに半ピッチずらして縫製。
これが、最初は違和感ありまくりなんですが、1週間くらい着てると
たまらない快感に変わる。”罠”です。
ブロックチェックは綿100%オックス生地にシルクスクリーンプリントで
表現されています。(テキスタイルデザインは泉川マクフライが担当)
マーティーのように”袖をまくって”着れるように、
従来の半袖シャツよりも袖丈を数センチ長めにつくってあります。
この時代のダボっとしたサイジングではちょっと今の時代は着れないので、
長いのは袖丈だけ。身幅・着丈・肩幅は現代風にシェイプしてあります。
いつも通りのサイズをチョイスして、袖だけ2回くらいクルクルっとまくりあげてマーティー気分を味わうも良し、さらに映画っぽく、ダボっと着たければ(マーティーはかなりオーバーサイズで着ている)
こちらも、限りがありますのでお早めに!
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